ボプラス 8シトラスジン

8種類のシトラス（＋ボタニカル）をふんだんに使い蒸留したジン。シトラスの爽やかな香りが心地よい一本！！
ソーダで割っても良し、ロックでも良し、心地いい香り抜群の素晴らしいジンです。

【メーカーコメント】

ボプラス 8 シトラスジンは、柑橘系の香りが何層にも重なり合い、フレッシュでフローラルなジュニパーのパンチが効いている艶やかで透明感のあるジンです。このアロマのタペストリーは、バランスがとてもよく、柑橘類の皮の温かみが感じられる大胆な味わいにも反映されています。タンジェリンとライムの甘み、ブラッドオレンジの土っぽさが、味わいの輪郭を際立たせています。一口飲むごとに、オレンジとレモンの皮の余韻が広がり、もう一杯と誘うような味わいです。

【蒸留所について】

ボプラスは、人気生産者「ザ・フレッジ（The Fledge & Co.）」の共同経営者マルゴー氏の実家が営むワイナリーです。

ボプラスの歴史は1880年、ダニエル・ネル氏がロンドンに輸出用のブランデーを造ったときに遡りますが、現在のスタイルで蒸留酒やワイン造りを行うようになったのは1980年。
生まれながらの起業家であるカレル・ネル氏の最初のビジネスは、壊れた古いアンティーク家具を購入し、修復して再販売することでした。ワイン醸造の学士号を取得した後、父のもとで農場を営むようになりました。彼は常にチャンスをうかがっており、やがて彼は、ドライフルーツ、保存食、ジャムのビジネスを始め、その利益で農場にセラーを建てました。

Boplaas vrugtehappies（ドライフルーツのお菓子）やその他ドライフルーツの成功により、ボプラスはクラインカルーで高級ワインを作る事に情熱を傾けます。1981年に新しいセラーの礎石が据えられ、1982年に最初のボプラース・エステート・ワインがリリースされました。1986年に最初のSAチャンピオン・ポートが造られ、ナショナル・ヤング・ワイン・ショーで切望されたタイトルを獲得しました。

80年代の終わりに、南ケープの冷涼地域「アウテニカー・マウンテンズ ルイターボッシュ」に、最初のブドウ畑を設立しました。これにより、シャルドネ、リースリング、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、メトード・キャップ・クラシック（伝統的な瓶内発酵のスパークリングワイン）を生産することができるようになったのです。

1992年、スローフード財団が発行した「Guida ai vini del Mondo」では、ボプラス・ヴィンテージ・ポート1989が世界のトップ150ワインの1つに選ばれました。シャトー・マルゴー1989、シャトー・ペトレス1989、ベガ・シシリア・ウニコ1982といった伝説のワインがそのリストに含まれています。

1989年には、蒸留のライセンスを取得した最初のセラーになりました。古い銅製のポットスチルに火を入れ、1880年に始まった蒸留の素晴らしい遺産を引き継ぐことができました。その結果、南アフリカ初のエステート・ポットスチル5年ブランデーが誕生し、1994年に発売されました。

ボプラスは、複数のSA Champion Portsや酒精強化ワインの数々の賞に加え、2009年と2010年のNational Young Wine Showにおいて、SA Champion Sauvignon Blancとして連続して受賞しており、これは本当に稀な快挙です。ボプラースのテーブルワインは、地元のワインコンクールで常に上位にランクインしています。

最近では、ケープ・フォーティファイドの醸造に使用しているポルトガル品種の可能性を追求し、上質なテーブルワインを造ることに焦点を合わせています。そのために、ヴェルデーリョを植え、ソウザン、ティンタ・バロッカ、トゥリガ・ナシオナルの畑を再興し、同時に、自分たちのブドウを補うためにケープの古いブドウ畑を探し回るようになりました。少し方向性は変わりましたが、ボプラスの基本は今でも変わりません。

ボプラスでは、カレル・ネル氏の娘2人が事業に携わり、多くの古くからの従業員の子供たちが一緒に働いています。ブドウ園とセラーに関わるすべての人々の素晴らしい努力なしには、この物語は本当に短いものになったでしょうし、この旅の次の章を書くのは彼らの仕事です。

【基本情報】

原産国/地域：南アフリカ/カーリッツドープ

タイプ：ジン

使用ボタニカル：ジュニパーペリー、セイヨウトウキの根、桂皮（シナニッケイ（シナモン））、コリアンダー、オレンジの皮、レモンの皮、ビターレモンの皮、グレープフルーツの皮、マンダリンオレンジの皮、キンカンの皮、ライムの皮、ブラッドオレンジの皮

度数：43%

容量：750ml